FXのトレンド継続の高勝率パターン
ダウ理論の中で最も重要な理論の1つ
ダウ理論の中で最も重要な理論の1つに「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」というものがあります。
高値・安値が切り上がり続けていると「上昇トレンド」切り下がり続けている「下降トレンド」となりますが、長時間同じ方向にトレンドが続くことは少ないです。
FXは相対取引
FXは相対取引です。
需給のバランスが崩れると、取引が成立しなくなります。
つまり、トレンドが続きすぎると需給のバランスが崩れて、取引が成立しなくなります。
例えば、上昇トレンドが続くと「まだ上がる」と考えるトレーダーが増えます。
「まだ上がる」と考えるトレーダーが増えると、「買い」の注文が増えます。
「買い」の注文が成立するためには、反対の「売り」の注文が必要です。
上昇トレンドの発生直後は、損切りや逆張りの売り注文により、取引は成立します。
しかし、しばらく経つと、売り手が居なくなり、取引が成立しなくなります。
取引が成立しなくなると、相場は動かなくなります。
相場が動かなくなると、トレンドが中断されてしまい、レンジ相場となります。
トレンド中のレンジは休憩場所
トレンドが発生している時の、レンジ相場は「休憩場所」という位置付けになります。
この休憩場所に入っても、トレンドの勢いが変わらない事が多いです。
つまり、「トレンド中のレンジの後もトレンドが続く可能性が高い」という事になります。
上昇トレンドなら「上昇トレンド→レンジ→上昇トレンド」、下降トレンドなら「下降トレンド→レンジ下降トレンド」となる可能性が高くなります。
レンジから出るところを狙い撃つ
トレンド途中のレンジをうまく利用できれば、高い確率で勝てることになります。
具体的には、レンジをブレイクするタイミングでエントリーする方法です。
上昇トレンド後にレンジとなり、レンジをブレイクしたところで買いエントリーします。
レンジを抜けるまで、焦らずに待ちましょう。
ブレイク後の押し目を待つと勝率もアップします。
レジスタンスラインが近くにある場合は、エントリーを見送った方が無難です。
下降トレンド後にレンジとなり、レンジをブレイクしたところで売りエントリーします。
ブレイク後の戻り目を待つと勝率もアップします。
こちらも、サポートラインが近くにある場合は、エントリーを見送った方が無難です。
まとめ
- 長時間同じ方向にトレンドが続くことは少ない
- FXは相対取引なので、需給のバランスが崩れると、取引が成立しない
- トレンド中のレンジは休憩場所。休憩場所を抜けると、再び同じ方向にトレンドが続く可能性が高い
- トレンド中のレンジから、ブレイクするところを狙い撃ってエントリーする
- ブレイクしても近くにレジスタンスライン・サポートラインがある場合は、エントリーを見送ったほうが無難
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