FXのはらみ足とは何なの?どうトレードするのが正解?
はらみ足とは
はらみ足とは、特定の条件下でのローソク足の呼び名の一種です。例えば、次のようなチャートの場合、最初の大きな足がはらみ足です。

はらみ足の後に作られるローソク足が、はらみ足の高値・安値の中から抜け出せない状況になっていますよね?この状況は「はらみ足の中にに居る」や「はらみ足の中から抜け出せていない」などと表現されることが多いです。
はらみ足の特徴
はらみ足の中に居る、という状況は、他のトレーダーも意識します。
トレーダーは、この状況を買い勢と売り勢が攻防していると認識します。買い勢と売り勢の決着がついていないため、方向性が決まっていない相場という状況です。

方向性が決まっていない相場では、各トレーダーは次のような行動を取ります
- 上昇トレンドにしたいトレーダーが買い続ける
- 下降トレンドにしたいトレーダーが売り続ける
- 決着が付くまで見守る
- 状況が分かっていないトレーダーが売り買いする
値段が上がったり、下がったり、動かなかったりと、非常に混乱した状況になります。言い換えれば、規則性の無いレンジの中に居るような状況になります。
はらみ足でのトレード
トレードしない
はらみ足の中は、トレードしないという選択肢があります。
はらみ足の中は、規則性が無いのでトレードすると負ける可能性が高いです。トレードしなければ、絶対に負けることはありません。ただ、長時間はらみ足の中に居る可能性があるので、しばらくトレードできないことを覚悟しましょう。
高値・安値で逆張り
はらみ足の中はレンジの中と同様に、高値・安値が意識されます。
それを利用して、高値・安値で逆張りエントリーする方法があります。注意点としては、反転後も不規則な動きをするので、早めの利食いをした方が良いでしょう。

レンジ相場の特徴については、次のリンク先で解説しています。
はらみ足をブレイクしてからエントリー
はらみ足の高値・安値が意識されているので、高値・安値付近には損切り注文が集まっています。つまり、ブレイクした時に勢いがついて伸びていきやすいという特徴があります。これを利用してブレイク後にエントリーする方法があります。
だまし、を回避したい場合は、押し目や戻り目を待つのも有効だと思います。

押し目・戻り目については、次のリンク先で解説しています。
まとめ
- はらみ足の中は、買い勢と売り勢が攻防することで不安定な相場になる
- はらみ足の高値・安値は意識される
- はらみ足でトレードする場合は、はらみ足の高値・安値での逆張りエントリー、もしくは高値・安値をブレイクしてからのエントリーが有効
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