FXの値動きにはトレンド相場とレンジ相場の2種類があります。
今回はレンジ相場についてお話したいと思います。
トレンド相場については、以下でお話しているので良かったら見ていってください。

レンジ相場はトレンド相場では無いとき全般を指します。
レンジにも色々な形や種類がありますが、今回は高値と安値が揃っているキレイなレンジについて見ていきたいと思います。
他の種類のレンジについては、また別の機会にお話したいと思います。
レンジ相場
レンジ相場は次のようなイメージです。
赤い線で囲まれた箇所がレンジです。
特徴としては、高値も安値も更新できずに同じところを行ったり来たりしています。
レンジ相場でのトレード
レンジ内でのトレード
レンジ内でのトレードはオススメしませんが、どうしてもトレードしたい場合は逆張りでエントリーが有効です。
例えば、レンジ内の安値から戻された所で、レンジ内上限を利確目標に買いエントリーします。損切りはレンジの外に置きます。
このトレードの利点としては、損切りを近くに置けることです。
レンジが崩れて損切りになっても損失が少なくて済みます。
レンジを抜けてからのトレード
レンジ相場が続けば続くほど、上記のように逆張りエントリーする人が増えます。
そのためレンジのすぐ外側に損切り注文が集まることになります。
損切り注文は、エントリーとは反対の注文になります。
つまりレンジ上部に買い注文、レンジ下部には売り注文が溜まっていきます。
レンジを抜ける際は、この損切り注文を巻き込むことになるため勢いがつきます。
それを利用してレンジを抜けたところでエントリーするトレーダーもいます。
注意点としては、抜けても再びレンジに戻ってくるという「ダマシ」があるので注意が必要です。
そのため、レンジ抜けを狙うときは「押し目」や「戻り」を待つことをオススメします。「押し目買い」や「戻り売り」をするということです。
もちろん押し目や戻り目を付けずに伸びていくこともあります。
私の場合は、それなら縁が無かったと思ってエントリーを諦めます。
慌てて飛び乗りエントリーをしても負けることが多いですからね。
以上、レンジ相場とレンジでのエントリー例をいくつかご紹介しました。
皆さんも色々と試して自分が勝ちやすいところを探してみましょう。
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