FXの短期売買でポンド円通貨ペアの特徴とオススメの理由
スキャルピング・デイトレードに向いている通貨
FXは、トレードした通貨ペアの値幅が利益に直結します。
スキャルピングやデイトレードなど、短期間でトレードしたい場合は、ボラティリティの高い通貨ペアが適しています。
今回は、ボラティリティの高さで人気がある通貨ペア「ポンド/円(GBP/JPY)」をご紹介します。
ポンド円の特徴
- ボラティリティが高い
- 多くの指標に反応する
ポンドは、イギリスの通貨です。
ポンド円は、もともとボラティリティの高い通貨でしたが、EUからの離脱問題で、特にこの数年はボラティリティが高いです。
よく値段が動く日は、1日に100pips〜200pipsぐらい動くこともあります。
また、EUと米国のどちらの指標にも反応するという特徴もあります。
ポンド円のメリット
- ボラティリティが高い
- 短時間で大きく利益を出しやすい
- 一方的な値動きになりやすい
ボラティリティが高く、短時間のトレードでも利益を出しやすいというメリットがあります。
短時間で結果が出るため、トレードする時間が、あまり取れない人に向いている通貨ペアです。
また、一方的な値動きになることが多く、うまくトレンドを掴むことが出来れば、大きな利益が期待できます。
ポンド円のデメリット
- スプレッドが広い
- 長期トレードに向いていない
- 短時間で大きな損失を出しやすい
FX会社によりますが、スプレッドが0.8銭〜1.0銭と広めです。
ボラティリティが大きいため、長期トレードには向いていません。
また、うまくトレンドに乗れなかった場合、大きな損失を出してしまう危険性があります。
必ず、損切り注文は入れておきましょう。
ポンド円をトレードする上での注意点
損切り幅
ポンド円はボラティリティが高いため、損切りラインが浅いと、すぐに損切りされてしまいます。他のボラティリティの低い通貨よりも、2倍程度は損切り幅を広げましょう。
ポンド円の値動きに慣れるまでは、損切りを広く、ロット数も少なめのトレードをしましょう。
経済指標
ポンド円は、イギリスやEU、米国の経済指標に反応することが多いです。
経済指標が発表されるタイミングでのトレードは、ギャンブルになってしまうため、エントリーを控えましょう。
どうしてもトレードしたい場合は、損切り注文を忘れずに入れておきましょう。
次の日に持ち越さない
ポンド円はボラティリティが高いため、翌日にポジションを持ち越した場合に、大きな損失になる場合があります。
その日のトレードを終えるまでには、決済しておきましょう。
まとめ
- ポンド円は、ボラティリティが高く、短期トレードに向いている
- ポンド円は、短期間で大きく利益を出しやすく、一方的な値動きになりやすい
- ポンド円は、スプレッドが広く、長期トレードに向いていない。また、短時間で大きな損失を出しやすいため、必ず損切り注文をいれておく
- ポンド円は、ボラティリティが高いため、損切り幅を広くしておく。また、経済指標の発表時間はトレードを避け、次の日にも持ち越さないようにする
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