FXのネックラインはどうやって引くのか?
ネックラインとは?
ネックラインは、値動きの反転を見極めるための重要なラインです。
主に以下のチャートパターンに引くことができます。
- ダブルトップ
- ダブルボトム
- 三尊
- 逆三尊
ネックラインの使い方としては、ネックラインをブレイク(突破)した時に、ブレイクした方向への勢いが強いと判断できます。突破してすぐにエントリーするか?押し目や戻り目を待ってエントリーするかの判断は、トレーダーによって違ってきます。
ダブルトップ・ダブルボトムについては、次の記事で詳しく書いています。
暫定ネックラインを引く
ネックラインはあらかじめ引いておく必要があります。
目安としては、1つ目の山ができた後の、押し目や戻り目で「暫定ネックライン」を引いておけば良いでしょう。
ネックラインの注意点
ラインや重要な値段の近くにあるか
レジスタンスラインやサポートライン、重要な値段の近くにあることを確認しましょう。それ以外の場所に現れた場合は、ネックラインでは無く、レンジとして認識されることが多いです。
レジスタンスライン・サポートラインについては、次のリンクで解説しています。
他のトレーダーもネックラインと認識しているか?
ネックラインやフォーメーションは、他のトレーダーも同じ認識をした時に始めて機能します。
自分がネックラインだと思っても、他のトレーダーがネックラインだと思わなければ、ネックラインとして機能しないので注意が必要です。
他のトレーダーがどう認識しているか、という事が大切です。
大きな時間足で判断する
ネックラインに限りませんが、小さな時間足よりも大きな時間足を意識しているトレーダーの方が多いです。つまり、大きな時間足のネックラインの方が重要で、機能する可能性が高いということになります。
ネックラインのブレイクを判断する場合は、せめて5分足以上の確定を待ってからにしましょう。時間足の確定前でのエントリーは、フライングになることが多いです。
エントリータイミングに注意
ネックラインのブレイク後、すぐにエントリーするか?押し目や戻り目を待ってエントリーするかの判断は、相場の勢いや時間帯など、トレーダーとしての経験値が試されます。
トレードノートを付けて、どんな条件の時のトレードで勝てたのかを記録しましょう。
まとめ
- ネックラインは、値動きの反転を見極めるための重要なライン
- ダブルトップや三尊などの反転のチャートパターンで使用する
- 暫定ネックラインをあらかじめ引いておく
- レジスタンスラインやサポートラインの近くにあること
- 他のトレーダーがネックラインと認識しているかを意識する
- なるべく大きな時間足で判断する
- トレードノートをつけて、エントリーのタイミングを学習していく
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