「トレンドと同じ方向でトレードしなさい」という言葉は良く目にします。
でも、トレンドはどうやったら確認すれば良いのかが分かりませんよね?
結論から言えば、トレンドの確認方法は人それぞれです。
正解も無いし、間違いもありません。
自分で決めたルールで、トレンドの判断をすればOKです。
ただ、自分でルールを作っていきたくても、ルールの元となる考え方が必要です。
今回は、私のトレンド確認の方法や注意点についてお話したいと思います。
トレンドの確認方法の1つとして、自分のルールを決めるための参考になると嬉しいです。
FXのトレンド確認はどうやるの?トレンド確認の方法と注意点は?
トレンドを確認するメリット
トレンドを確認するメリットは、いくつかあります。
- 現在の相場が、どういう状態なのかを知ることができる(環境認識)
- トレンドに沿ってエントリーすることで勝率を上げる
- トレンドに逆らったエントリーだと認識することで、早めの利確や損切りをすることができる
現在が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、レンジなのか、相場の大きな流れの中のどこにいるかを認識することができます。
認識したトレンドに沿ってエントリーすることで、トレードの勝率を上げることができます。
また、トレンドに逆らったエントリーをする場合も、早めの利確や損切りを心掛けることができるため、利確や損切りのチャンスを逃してしまうことが少なくなります。
トレンドの確認は長期足で行う
トレンドの確認は、1分足や5分足などの短期足では無く、4時間足や日足などの長期足で行います。
私の場合は、週足、日足、4時間足でトレンドの確認を行っています。
確認するのは、時間足が確定したタイミングで行います。
例えば、週足は週始めに1回、日足は毎日朝に1回確認します。
足の種類によってトレンドが違う場合は?
もちろん、長期足の種類によって、トレンドの方向が違ってくる場合があります。
例えば、次のような場合です。
週足:上昇トレンド
日足:上昇トレンド
4時間足:下降トレンド
トレンド方向としての力が強いのは、より長期の足になります。
今回の場合は、一番長期の足である週足が上昇トレンドなので、トレンドの方向としては上昇トレンドが正しいことになります。
基本的に買いでエントリーすることで勝率が上がります。
ただし、売りでエントリーすることがダメという訳ではありません。
「上昇トレンドの押し目を作っているところで売りエントリーをしている」という認識さえあれば、無理に利益を伸ばそうとはしなくなり、損切りも浅く設定できるでしょう。
トレンドが無い場合
トレンドを確認した結果、レンジになっている場合があります。
また、方向感の無い、はらみ足の中になっている場合もあります。
その場合は、高値や安値からの逆張りや、ブレイクを待ってからのエントリーが有効です。
重要なラインの近くでは注意が必要
長期足でも、ラインを引いておきましょう。
長期足のサポートライン・レジスタンスラインは、とても強く意識されます。
売り買いの攻防が激しく、長期間に渡ってレンジになりやすいです。
出来れば、ラインの近くでのエントリーは避けましょう。
長期足で明確にブレイクしたことを見届けてからエントリーするのが無難です。
まとめ
- トレンドを確認することで、勝率を上げることができる。また、トレンドに逆らったエントリーをしていることを認識できるので、早めの利確や損切りをすることができる
- トレンドの確認は、週足や日足、4時間足などの長期足で行う
- 足の種類によってトレンドの方向が違う場合は、より長期足のトレンド方向を優先する
- 長期足でもラインを引いておく。長期足のライン付近では、売り買いの攻防が激しく、長期間に渡ってレンジになりやすい。ブレイクしてからのエントリーが無難
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