FXをギャンブルと位置づけている人は多いと思います。
上がるか下がるかの2択と考えると確率50%のギャンブルだという認識も仕方ないかもしれません。
今回はFXはギャンブルなのか?ということを考えてみました。
結局FXは運がすべてのギャンブルなのか?
FXで大儲けした、大損したなどの情報で溢れています。
通常ありえない金額を稼げたり、資金がすべて無くなるぐらい損をしたり、といった話を聞くと「ギャンブル」という言葉が頭に浮かびますよね。
そもそもFXは確率50%なのか?
通貨ペアの値段が上がるか下がるかを当てるのがFXであれば、確率は50%だと思います。しかし、トレーダーは他にも様々なことを決めなければいけません。
トレーダーが判断すること
- 取引する通貨ペア
- トレードする通貨量
- トレードする地合いか否か
- エントリーのタイミング
- 利益確定の位置
- 損切りの位置
不確定要素
- 個人投資家は値段を動かすことができない
- 値段がいつ動くか分からない
- 値段がどれくらい動くかが分からない
FXは上がるか下がるかの単純なものではありません。
通貨量やタイミング、値幅などいくつもの判断をしなければいけません。
それを何度も繰り返し、利益を積み重ねていくのがFXです。
利益を上げている人はビジネスと考えている
FXで勝ち続けている人に共通していることがあります。
それはトレード1つ1つにビジネスのような計画性を持っているということです。
どの通貨ペアの値段がどの位置まで来たときにどれだけの通貨量をどちらの方向にエントリーするか、どの位置に損切りを置きどこで決済するか、などをすべてトレードの前に計画しています。
FXで勝ち続けている人はトレードをビジネスとして捉えており、計画的にトレードしています。反対にFXで負け続けている人は計画的では無く、その場の値動きや直感でトレードしていることが多いです。
勝者と敗者の比率
FXの勝者と敗者の比率は1:9と言われています。
1割の人しか勝てていないということを考えると、FXの難易度の高さが伺えます。
それと同時にFXはゼロサム・ゲームなので、1割の勝者が9割の敗者の資金を総取りしていることになります。
勝者側の1割に入ることができれば「通常ありえない金額」を稼ぐこともできることになります。
まとめ
FXは決してギャンブルではありません。
勉強や経験を積むことで勝者側の1割に入ることができれば「通常ありえない金額」を稼げる可能性があります。
FXはギャンブルだと考える人はFXのための勉強や経験を疎かにするため、本当にギャンブルになってしまうのだと思います。
FXはギャンブルとは考えずに努力や経験を積むことがFXの勝者側への近道ではないでしょうか。
コメント