FXの各通貨ペアの特徴や値動き【初心者向け】

FXで売買する商品は通貨ペアです。

各通貨ペアによって特徴や値動きが違うので、FXの初心者の人はどの通貨ペアで取引すれば良いのか戸惑ってしまうと思います。

今回は、各通貨ペアの特徴や値動きについてお話したいと思います。

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FXの各通貨ペアの特徴や値動き

通貨ペアの組み合わせは何十種類もあるため、ここではいくつかピックアップした通貨ペアのみをご紹介しようと思います。

ドル円(USD/JPY)

日本人には一番馴染みのある通貨ペアですね。

ドルは世界の基軸通貨なので、最も取引量が多い通貨です。対する日本円も3番目に取引量の多い通貨になります。

通貨ペア取引量

通貨ペアの取引量としても2番目に多く、各国のトレーダーに人気のある通貨ペアです。

通貨ペア特徴

テクニカル分析が利きやすく素直に動くと言われています。

値動きも1日に20pips〜30pips程度の時が多い印象です。注意点としては、経済指標発表や大統領発言などで100pips以上動くこともあります。そういった2面性のある通貨ペアなので注意が必要です。

ユーロドル(EUR/USD)

世界の基軸通貨のドルと、欧州連合(EU)の共通通貨の組み合わせです。

ユーロはドルには劣りますが、ヨーロッパ19ヶ国で法定通貨として利用されており、取引量も2番目に多いです。

通貨ペア取引量

通貨ペアの取引量としては1番多く、毎日活発に取引されています。

通貨ペア特徴

ドル円と比較すると値段が大きく動きます。ドル円の値幅だと満足できないトレーダーが多く取引をしている印象です。EUとアメリカのどちらの経済状況にも左右されるため注意が必要です。

ポンドドル(GBP/USD)

イギリスのポンドも4番目に取引量の多い通貨です。ポンドは元々値動きの激しい通貨ですが、最近ではEU離脱問題でさらに値段が乱高下しているイメージです。

通貨ペア取引量

通貨ペアとしては3番目に取引量が多い通貨です。

通貨ペア特徴

基本的にポンドが絡む通貨は値動きがとても激しいです。ポンドドルも例外ではありません。ドル円の感覚でトレードすると損切りされることが多くなると思います。少ない通貨量で損切りも大きめに取ったほうが良いかもしれません。

値幅を大きく取りたいトレーダーが好んで取引している印象です。

通貨ペア取引量のランキング(2016)

2016年の情報ですが、取引の多い通貨ペアのランキング上位は以下の通りです。

  • USD/EUR(23%)
  • USD/JPY(18%)
  • USD/GBP(9%)
  • USD/AUD(5%)
  • USD/CAD(4%)
  • USD/CHF(4%)

ランキング上位の全てにドルが絡んでいます。まさに基軸通貨ですね。

当然ですが、ドルが絡んだ通貨ペアはアメリカの経済状況や指標に影響されることになります。

FXの初心者が取引するべき通貨

FXの初心者はできるだけ素直な動きをする通貨ペアを取引するべきです。

結論から言えば、まずは「ストレート通貨」から取引した方が良いでしょう。

基本的にドルが絡んでいる通貨は「ストレート通貨」になります。ストレート通貨はドルが絡まない通貨「クロス通貨」に比べて素直に動く特徴があります。

まずは、ストレート通貨でFXに慣れてから自分に合った通貨を探していきましょう。

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