FXの初心者のうちは色々な失敗をします。私もやってしまってます。
今回はFXの初心者によくありがちな失敗をまとめました。
FXの初心者のよくある失敗例
どれも先に知っておけば回避できる失敗ばかりです。
まだ初心者のうちは注意しましょう。
どの通貨ペアも同じ感覚で売買してしまう
取引通貨によって値動きや大きく動く時間帯など様々な違いがあります。
ドル円に比べてポンド円の方が値動きが激しいです。
ドル円と同じ感覚でポンド円をトレードしてしまうと大変なことになります。
恐らく値動きが激しすぎて損切りが多発するでしょう。もし損切りを入れていなければ大きな損失になる可能性もあります。
通貨ペアによって特徴が異なるので注意が必要です。
初めてトレードする通貨ペアの場合、事前に値動きを確認してからトレードするようにしましょう。
取引ツールに慣れていないうちからトレードをしてしまう
口座を作って入金すると、すぐにトレードしたくなります。
国内FX会社は会社によって取引ツールが違います。
急いでエントリーしたが、逆指値注文や決済注文のやり方が分からなくて困ってしまうことがあります。
逆指値注文や決済注文のやり方は必ず事前に把握しておきましょう。
経済指標を知らない・確認していない
FXの商品である通貨ペアは各国の重要な経済指標に大きく影響される場合があります。その経済指標の発表のタイミングでトレードしてしまうと、大きな値動きに巻き込まれることになります。
トレードする前に、重要な経済指標の発表日時を確認しましょう。
こちらの記事でも詳しく書いています。
スプレッドが開いているときにトレードしてしまう
どのFX会社もスプレッドは原則固定という扱いになっています。
つまり変動することがあります。
どういった時に変動するかと言えば、値動きが激しいときや注文が極端に少ないときです。
要は注文が成立しづらいときにスプレッドが変動して大きく開く場合があります。
重要な経済指標の発表時などは値動きが激しくなります。
例えば、普段のスプレッドが0.3pipsのドル円でさえも重要な経済指標の発表時は10pips以上もスプレッドが開く場合があります。
そんなタイミングでトレードしてしまうと、エントリーと同時に大きな含み損を抱えることになります。
値動きが激しい時や注文が極端に少ない時(日本時間の早朝など)はトレードを控えた方が無難です。それでもトレードする場合は、スプレッドが大きく開いていないことを確認しましょう。
損切りをせずに塩漬けしてしまう
大切な資金が減ってしまうことは精神的な痛みを伴います。
FXの初心者のうちは、その痛みを回避しようと損切りをしない人が多いです。
また値段が戻るかもしれないし、実際に値段が戻ったこともあるかもしれません。
ただ、何ヶ月も何年も戻らないこともあります。
その間ずっと含み損を抱えることになりますし、その分資金が次のトレードに使えなくなってしまいます。
最悪、資金が含み損に耐えられなくなり強制ロスカットになってしまうかもしれません。
損切りは事前に決めた値段で実施して、次のトレードに備えましょう。
間違えて別の通貨ペアを売買してしまう
最初は色々な通貨ペアをトレードしてみたくなりますよね。
色々な通貨ペアを触って特徴を掴んでいくことは大切ですが、この時起こりやすいのが通貨ペアを間違えてトレードしてしまうことです。
ドル円を買いたかったのにユーロ円を買っていたとか、ドル円を決済したかったのにユーロドルを売ってしまったというような間違いが起こりやすいです。
慎重に確認しながらトレードするか、通貨ペアを絞ると間違いが少なくなると思います。
買えるだけ買ってすぐに損切りされてしまう
レバレッジの計算が面倒だと感じる人は特に注意が必要です。
どんどんトレードしていって、いつの間にかレバレッジいっぱいに通貨を持ってしまっている場合があります。
その状態だと少しの値動きで強制ロスカットになってしまうので注意が必要です。
資金に対して通貨量が適切なのかを都度確認しましょう。
レバレッジについては次の記事で解説しているので良ければ見ていってください。
まとめ
どれも注意すれば回避できる失敗ばかりだったと思います。
大切な資金を失わないために、慣れないうちは特に注意してトレードしましょう。
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